【連想ゲーム】野菜といえば?(応用版)

連想ゲーム

レクは準備が8割!

こんにちは!かしゅーです!
今回は【連想ゲーム】野菜といえば(応用版)をご紹介します!
「野菜といえば?」は、よくあるお題の一つですよね?
今回は少し条件を加えたものをご紹介します

その条件とは・・・「文字数」です!

お題は「野菜」ですが
3文字、4文字、5文字以上の野菜の名前をそれぞれ考えます

例えば
3文字・・・・・トマト
4文字・・・・・キャベツ
5文字以上・・・ホウレンソウ
という感じです

それでは詳しく解説していきます!

レクリエーションタイトル

【連想ゲーム】野菜といえば?

内容

①3文字、4文字、5文字以上の言葉を答えてもらうことを説明
➁お題は「野菜の名前」ということを伝える
③3文字の野菜を答えてもらう
④4文字の野菜を答えてもらう
⑤5文字以上の野菜を答えてもらう
⑥どんな野菜が出たか?を振り返る
⑦ゲーム終了

目的

・野菜の名前を考え、発語流暢性の向上を図る
・文字数で答えるというルールをつけ、理解や判断能力の維持向上を図る

対象者

・座位保持が可能な方
・言語理解や発語が周囲のサポートにより可能な方
※難聴の方でも楽しめるレクリエーションです

進行の流れ

①導入の言葉を伝える

今日は3つの枠をつくりました
ここに言葉を書いていきます
左の枠には「3文字」の言葉を書きます
真ん中の枠には「4文字」の言葉を書きます
右の枠には「5文字以上」の言葉を書きます
5文字以上の枠には、5文字でも6文字の言葉でも大丈夫です

それでは今日のお題を発表します
今日は・・・「野菜の名前」にしたいと思います!
答える時は、「はい!」と手を挙げて教えてくださいね。
では、始めていきましょう!お願いします!

ゲーム開始
①3文字の言葉から答えてもらう
➁3文字の言葉がある程度出たら4文字の言葉に移る
③4文字の言葉がある程度出たら5文字以上の言葉に移る
④出た言葉を振り返る
⑤3文字の言葉は何個、4文字の言葉は何個、という風に個数を数える
⑥たくさんの野菜の言葉が出たことを伝える
⑦締めの言葉でゲーム終了

今回は、みなさんで野菜の名前を考えてもらいました。こんなにたくさんの野菜が出ましたね。こうして見ると野菜って、こんなに種類があるんですね!勉強になりました!では、今日はこれで終わります!ありがとうございました!

実施時間

3文字の野菜を答える   3分
4文字の野菜を答える   3分
5文字以上の野菜を答える 3分
ひとつずつ振りかえる時間  5分
合計 15~20分

参加人数

3~16名程度
少人数でもできるレクリエーションです

準備

①用意する物品
 ホワイトボード(マスを事前に描いておく)
 ホワイトボードマーカー
 お題のプラカード(A3サイズ)
 補助職員に渡すヒントの紙(人数分)

②補助の職員さんに対して
・当日の朝にゲームの流れと具体的な補助の仕方を伝える

今日のレクリエーションは連想ゲームをします。お題は「野菜」にします。今回は3文字の野菜、4文字の野菜、5文字以上の野菜を順番に考えてもらいます。5文字以上の時は5文字でも6文字でも大丈夫です。途中で参加者から言葉が出なくなった時は、ヒントの紙を見ながらヒントを伝えて参加者ができるだけ答えられるようにサポートをお願いします。

盛り上げるポイント

既に出た言葉があった時は、「〇〇は出てます~・・・ごめんなさい!」ではなく、「〇〇ですね!〇〇は~?」と言いながら、どこに書いたか?を探すフリを見せ、「〇〇、ありました!2個目ですね、ありがとうございます!×2!」と伝え、文字の横に「×2」と書くと良いです。「すでに出ているので、他の言葉をお願いします」にしてしまうと、参加者にとっては「せっかく考えて答えたのに・・・」と感じてしまうため、まずは答えてくれたことに感謝し、「2個目」と伝えることで「自分が言った言葉を数に入れてくれた。言ってよかった!」と感じてもらうことができます。また、何度も同じ言葉が重なると「×3」「×4」と書いていき、途中で「みなさん、〇〇が本当にお好きなのですね!今4つも出ています!笑」と伝えることで、場の雰囲気を盛り上げることができます。

実施時の注意点

利用者への気配り
・難聴の方を把握しておき、その方を補助するための職員を配置する。補助の際は筆談できるもの(メモ帳とペンなど)を用意し、難聴の方でも答えられる配慮を行う
・利用者はホワイトボードの文字が確実に見えるところに座ってもらう

職員への気配り
「3文字の言葉を答える」というルールがわかりにくい場合があるため、導入時や補助の職員が「3文字の言葉であれば、例えば、トマト、レタス、とかがありますね」という風に見本を伝え、ルールを理解できる工夫をします

かしゅーだったらする工夫

・失語症や構音障害のある参加者がゲーム中に言葉を発することができた時は、その様子を家族などに報告し、家族と一緒に喜びを共有します

・答えてもらう文字数をサイコロで決める方法もあります。サイコロは、参加者がよく見えるくらいの大きさのサイコロを使うと、盛り上がりやすいです

・「合計25個の言葉を出す」というルールを追加しても良いです。その際は、導入時に「今日は合計25個の言葉が出るように頑張って考えてみましょう!」と伝えておくと良いです。すべての言葉が出た後、数を数えて目標の数に達していれば、参加者と一緒に達成感を味わうことができます

おわりに

いかがでしたか?
今回は【連想ゲーム】野菜といえば?(応用版)をご紹介しました

普段から考えているお題に少し条件を加えるだけでレクのバリエーションが増え、参加者が飽きない工夫をすることができます

これらのレクのコツについては「レクがうまくなるコツ【企画編】」で詳しく解説しているので、そちらも参考にしてみてください。これを読むだけで1週間分のレクをすぐに企画することができます。
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⇒ レクがうまくなるコツ【企画編】

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