レクは準備が8割!
こんにちは!かしゅーです!
今回は【連想ゲーム】おやつといえば?を
ご紹介していきます!
レクリエーションタイトル
おやつといえば?10個考えてみよう!
内容

①参加者に「おやつで思い浮かぶ言葉」を言ってもらう
②参加者が答えた言葉をホワイトボードに書く
③10個の書き終えたら、ひとつずつ振り返る
④締めの言葉でゲーム終了
目的
・普段食べている身近なおやつを想像してもらい、自分が思い浮かべたものを言葉として発することで、発語の流暢性を維持向上を図る
・ゲーム後に提供するおやつを楽しみにしてもらう
・昔よく食べていたおやつを思い出してもらい、懐かしい気持ちを感じてもらい、気持ちを穏やかにすることで、認知症の行動心理症状の軽減や再発予防を図る
対象者
・発言力のある方 3~4名
・ヒントを伝えれば1~2つ答えられる方 数名
※発言力のある方が少ない場合、補助の職員が多く必要であるため、進行が難しくなります
進行の流れ
①上半身から下半身の簡単なストレッチを行う
ゲーム開始
②導入の言葉を伝える
「今日はみなさんと一緒に頭の体操をしていきます」 「今回はここ(ホワイトボード)に枠をつくりました。」 「枠は10個あります。」 「皆さんには10個の言葉を教えてもらいたいと思います」 「では、今日のお題を発表します。今日は・・・こちら!」 (お題 おやつといえば? を見せる) 「今日はおやつといえば思いつくもの、です」 「答えるときは「はい!」と手を挙げて教えてください」 「では、教えてください。お願いします!」
③利用者が手を挙げたら、一人ずつ当てて答えてもらう
④10個答え終わったら「こんなに出ました!ありがとうございます!」と感謝の言葉を伝える
⑤出た言葉を1つずつ振り返る。振り返る中で、その言葉から連想されることや思い出話をする
「こんぺいとう!甘くておいしいですね!私は子どもの頃、たくさん食べすぎて、よく母から怒られていましたー!笑」 「飴!いいですね!〇〇さんはどんな味が好きですか?黒糖!?わー、いいですね!黒糖は身体に良いみたいですよー!」
⑥10個の振り返りが終わった後、締めの言葉を伝える
「今日はみなさんにおやつで思い浮かぶものを教えていただきました!パッと言われるとなかなか言葉が出てこなかったと思います!それが頭の体操になるので、ご自宅でもやってみてくださいね!それでは、今日はこれで終わります。ありがとうございました!」
⑦ゲーム終了
実施時間
ストレッチ 5分
連想ゲーム 15~20分
合計 20~25分
参加人数
8~16名程度
準備
①用意する物品
・ホワイトボード(2×5の計10個の枠を事前に書いておく)
・ホワイトボードマーカー
・お題のプラカード(A3サイズ)

②補助の職員さんに対して
・当日の朝にゲームの流れと具体的な補助の仕方を伝える
「今日のレクリエーションは連想ゲームをします。お題は「おやつといえば?」にします。利用者の皆さんにおやつを10個出していただきます」「言葉のリストをお渡しするので、言葉が出ないときは利用者にヒントを教えて、利用者が答えやすい工夫をしていただけると助かります」
・職員におやつの言葉を書いたリストを事前に配布する
・利用者から言葉が出なくなった時は、利用者のそばにいる職員がリストを見ながら利用者にヒントを伝え、利用者が答える機会を増やす
盛り上げるポイント
・各地方の銘菓が出た時は、銘菓でも正解であることを伝える
福岡県 ⇒ とおりもん、博多ぶらぶら 三重県 ⇒ 赤福 長崎県 ⇒ よりより
・その人しか知らないおやつの名前が出た時は、進行役がその利用者に「どんなものなのか?」を尋ね、それを全体に簡単に説明し、他の利用者が「へぇ~、そんなものがあるんだなぁ!」と感心できる雰囲気をつくる。言葉を書くときは教えてくれた通りの言葉をそのまま書く。
・最近のおやつの名前が出た時は、進行役や職員が「ええ!?〇〇さん、すごいですね!今どきですねー!笑」と褒める。さらに盛り上げたい時はそのことについて簡単に説明したり、絵を描いたりして流行っているおやつを紹介する。
タピオカ ⇒「プルプルしていて、小さいお餅のようなものなんですよ。 最近はミルクティーの中に入っていて、一緒に飲みながら食べるんです!」 マリトッツオ ⇒「ロールパンの中に生クリームがたくさん入っているんですよ。 1つ食べるだけでお腹いっぱいになっちゃうんです!」
応用
利用者の年齢や認知機能、人数を考慮して「和菓子」や「洋菓子」という風に、難易度や盛り上げ方を工夫すると良いです。
発言力が多い利用者が多い場合 ⇒【和菓子】といえば?15個 認知機能が年齢相応の利用者が多い場合 ⇒【洋菓子】いえば?15個 場を盛り上げたい場合 ⇒文字ではなく、絵のみで10個描く
実施時の注意点
利用者への気配り
・言葉が出にくい方には職員がヒントを伝え、答えやすい工夫をする
・一人の利用者だけが発言することがないようにし、可能な限り参加している利用者全員が発言できるようにする
・利用者はホワイトボードの文字が確実に見えるところに座ってもらう
職員への気配り
・事前にお題を伝えることや答えを書いたメモを渡すことで、ゲーム中に「私が考えて利用者にヒントを出さなくてはいけない・・・!」という精神的な負担を軽減できるため、参加する職員も安心してゲームに参加し、補助することができる
かしゅーだったらする工夫
・事前におやつのことについて調べておき、豆知識や雑学などを用意しておく。それにちなんだ言葉が出た際には、調べた情報を紹介し、利用者の気分転換や理解度、話の展開の仕方などを確認する。理解度や場の盛り上がり方に応じて、次回のお題のテーマや難易度、バリエーションを決める
・最近の若年者が好むおやつを調べておき、今の流行を紹介できるようにしておく。今の流行を知ることで「今はそんなものがあるのかぁ!今度、買い物に行ったときに見てみよう!」と利用者に感じてもらい、その方の好奇心や新しいことへの挑戦を促し、余暇活動の再開や食の楽しみを維持できることを目標にレクリエーションを提供する
おわりに
いかがでしたか?
連想ゲームのお題は、考え方次第で無限のバリエーションがあります!
ホワイトボードがあれば、簡単にできるので是非やってみてくださいね!
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