レクは準備が8割!
こんにちは!かしゅーです!
今回は「【連想ゲーム】歌手名と代表曲」をご紹介していきます!
レクリエーションタイトル
【連想ゲーム】歌手の名前と代表曲を考えてみよう!
内容

①参加者に「歌手の名前」と「その歌手の代表曲」を答えてもらう
➁参加者が答えた言葉をホワイトボードに書く
③10個書き終えたら、始めからひとつずつ振り返る
④締めの言葉でゲーム終了
目的
・昔好きだった歌手や懐かしい曲を思い出してもらい、当時の懐かしさや思い出を味わってもらう
・歌手と曲を思い出すことで、発語流暢性の維持向上を図る
・実際に歌うことで、構音器官を働かせ、構音機能の維持向上を図る
・当時の情景を思い出し、懐かしさや思い出を振り返ることで認知症の行動心理症状の予防や軽減を図る
対象者
・歌謡曲や音楽への興味関心のある方 3~4名
・ヒントを伝えれば答えることができたり、少し歌うことができる方
・補聴器や集音器を利用して、周囲の音がある程度聞こえる方
進行の流れ
①導入の言葉を伝える
「今日はみなさんで「歌手の名前」と「その歌手の代表曲」を教えてもらいたいと思います。 今日は枠を10個用意したので、10名の歌手名と10個の曲を教えてください。 」 「例えば、「美空ひばり」の代表曲といえば・・・? 「そうです!「川の流れのように」ですね。そんな感じで答えていきましょう!」 「答える時は、「はい!」と手を挙げて教えてください。」 「では、始めていきましょう。お願いします!」
ゲーム開始
➁参加者に「歌手の名前」と「その歌手の代表曲」を1人ずつ言ってもらう
③参加者が答えた言葉をホワイトボードに書く
④10個書き終えたら、始めからひとつずつ振り返る
⑤振り返る際は、以下の流れで伝える
・歌手名 ⇒ 例:美空ひばり ・代表曲 ⇒ 例:川の流れのように ・よく聞くフレーズを参加者と一緒に歌う ⇒ 例:あぁ~川の流れのように~♪
⑥締めの言葉でゲーム終了
今回は、いろんな歌手の名前や当時の懐かしい曲を聴くことができました。歌手はわかるけど代表曲は?と聞かれると「あれ?この人、何を歌っていたかな?うーん?」となったと思います。今日は、当時のことを2つ同時に思い出して脳をしっかり動かすためのゲームでした。久しぶりに聴いた曲もあったでしょうか?今日はこれで終わりたいと思います。ありがとうございました!
⑦ゲーム終了
実施時間
「歌手の名前」と「代表曲」を答えてもらう時間 10分
ひとつずつ振りかえる時間 10~15分
合計 20~25分
※歌手名と代表曲の回答⇒振り返り(ワンフレーズ歌う)、という流れになるため、予定よりも時間が必要になることが予測されるため、進行中は時間を見ながら進行する
参加人数
3~16名程度
※参加者によっては、3~5人程度の小集団でも楽しめると思います
準備
①用意する物品

・ホワイトボード(4×5の計20個の枠を事前に書いておく)
・ホワイトボードマーカー
・補助職員用のヒントの紙(人数分)
・お題のプラカード(A3サイズ)
②補助の職員さんに対して
・当日の朝にゲームの流れと具体的な補助の仕方を伝える
「今日のレクリエーションは連想ゲームをします。お題は「歌手の名前」と「その歌手の代表曲」にします。参加者の皆さんに歌手の名前と代表曲を10個出していただきます。職員の皆さんには、よく聞く歌手とその歌手の代表曲を書いたリストをお渡しするので、言葉が出ないときは参加者にヒントを教えて、答えやすい配慮をしていただけると助かります」
・職員に「よく聞く歌手の名前」と「その歌手の代表曲」を書いたリストを事前に配布する
・参加者から言葉が出なくなった時は、参加者のそばにいる職員がリストを見ながら利用者にヒントを伝え、利用者が答える機会を増やす
・職員に渡すリストの中に知らない歌手や曲があれば、サビやよく聞くフレーズだけでも歌えるように準備しておく
盛り上げるポイント
歌手と代表曲をそれぞれ1つ書いた後、「〇〇(歌手名)の〇〇〇(代表曲)!せーの!」で、有名なフレーズを参加者と歌うことで大きな声を出すことができ、盛り上がりやすい。参加者によっては、印象に残っているフレーズは異なるが、あえてバラバラに歌うことになっても、それは面白いハプニングとして取り入れ、進行役はゲームを進める。最初は参加者が歌いにくいことが予測されるが、進行役がお手本を伝えることで少しずつ歌いやすくなる
応用
・参加者によっては、歌手の性別を限定することで難易度や答えやすさを調整することができる
例:女性歌手の名前と代表曲 男性歌手の名前と代表曲
・歌手名を出す際、男性歌手と女性歌手を交互に変えることで難易度を上げることができる
例:①男性歌手 ⇒ ②女性歌手 ⇒ ③男性歌手 ・・・
・目的やねらいを明確にすることで、参加者のより良い反応を引き出すことができる
例① ・目的 ⇒歌う時間を多めにして、参加者にしっかり声を出してもらい、楽しんでもらいたい ・工夫点 ⇒歌手名と代表曲をあえて少なくして、歌う時間を多めに確保する (答えてもらう数を10名ではなく、5~8名にして歌う時間を多めに確保する) 例➁ ・目的 ⇒歌うことよりもできる限り多くの歌手名と代表曲を考えてもらい、前頭葉の働きをしっかり引き出したい 工夫点 ⇒答えてもらう数を10名ではなく、12~15名に設定する
実施時の注意点
利用者への気配り
・事前に難聴の方を把握しておき、その方を補助するための職員を配置する。補助の際は筆談できるもの(メモ帳とペンなど)を用意し、難聴の方でも答えられる配慮を行う
・歌手名は出るが、代表曲が思い出せないときは、進行役が他の参加者に「〇〇さんといえばこの曲!という代表曲がわかる方はいませんか?」と尋ねる。他の参加者が教えてくれた時は、お礼を伝える。
・利用者はホワイトボードの文字が確実に見えるところに座ってもらう
職員への気配り
・事前に有名な歌手と代表曲を書いたメモを渡すことで、ゲーム中に「私が考えて利用者にヒントを出さなくてはいけない・・・!」という精神的な負担を軽減できるため、参加する職員も安心してゲームに参加し、参加者と一緒に楽しむことができる
かしゅーだったらする工夫
・カラオケが好きな参加者が参加する場合は、事前にその方が好きな歌手と代表曲、昔よく聞いていた曲などを情報収集しておき、その方が楽しめるための配慮や準備を行う
・構音障害などがみられる参加者がゲーム中に大きな声で歌っている場面を確認できれば、その様子を家族などに報告し、家族と一緒に喜びを共有する
・有名な歌手と代表曲は一通り把握しておき、ワンフレーズだけでも歌えるようにしておく。そうすることで、参加者の声が小さい時に進行役が少し大きな声を出して歌うことで、参加者も後に続いて歌うことができる
・参加者によっては、答えることが難しい方でも歌を聴いて楽しむ方もいるため、「参加者がいつ、どんな時に楽しんでいるか?」を観察し、次回のレクリエーション時の配慮や工夫に生かす
例 ・とにかく答えることが好きな人なのか? ・代表曲を見て当時の思い出を振り返るのが好きな人なのか? ・歌うことが好きな人なのか? ・歌を歌うよりも聴く方が好きな人なのか? など
おわりに
いかがでしたか?
今回は【連想ゲーム】歌手の名前と代表曲を考えよう!のご紹介でした。実際に歌を歌いながら進行するため、場が盛り上がりやすいレクになると思います。
ぜひやってみてくださいね!
それではまた!
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