レクは準備が8割!
こんにちは!かしゅーです!
今回は「【連想ゲーム】果物」をご紹介していきます!
今回は「文字」ではなく、「絵」を描いていきます。
いつも紹介している連想ゲームは、文字を書いてもらっていましたが、 今回は「絵のみ」を描いてもらうレクを紹介します!
レクリエーションタイトル
【連想ゲーム】果物の絵を10個描いてみよう!
内容

①参加者に「果物の名前」を答えてもらう
➁答えた果物の「絵」を補助の職員がホワイトボードに描く
③描いた絵をひとつずつ見直し、何の果物だったか?を確認する
④締めの言葉でゲーム終了
目的
・絵を見て「何が描いているのか?」を想像してもらい、視覚や理解力、判断能力の維持を図る
・難聴の方でも絵と言葉を見て楽しめるため、気分転換を図ることができる
・職員が絵を描けない時は、「参加者が職員に言葉で教える」ことで、参加者自身が「自分はまだ人の役に立つ」という体験を通じて、自己効力感を促すことができる
対象者
・視覚狭窄や視野障害が軽度~正常な方
・座位保持が可能な方
※難聴の方でも比較的楽しめるレクリエーションです
進行の流れ
①導入の言葉を伝える
今日はみなさんで「果物の名前」を教えてもらいたいと思います。 今日は枠を10個用意しました。 ここで一つ!いつもと違うことをします。 今回は、「文字」ではなく「絵だけ」を描いてもらいます。 絵はとても絵がうまい職員さんたち(笑)が順番に描いていきますので、ご安心ください! 答える時は、「はい!」と手を挙げて教えてくださいね。 では、始めていきましょう!お願いします!
ゲーム開始
①参加者に「果物の名前」を1人ずつ言ってもらう
➁参加者が答えた果物の絵は、補助職員を一人あててホワイトボードに描いてもらう
③10個書き終えたら、始めから絵をひとつずつ確認していく
④絵を確認する際は、参加者に「これはなんでしたか?」と尋ね、回答後に絵の隣に果物の名前を書く
⑤締めの言葉でゲーム終了
今回は、みなさんで果物を教えてもらい、それを絵で描いてもらいました。みなさん、どうですか?どれも素敵な絵が描けていると思いませんか?笑
次回はさらに芸術的な絵が描けるように、職員さんたちは練習してくると思いますので、次回も楽しみにしていてくださいね。では、今日はこれで終わります!ありがとうございました!
⑥ゲーム終了
実施時間
「果物」を答える + 絵を描く 15~20分
ひとつずつ振りかえる時間 5分
合計 20~25分
※「絵を描く」時間が予定よりも時間が必要になることが予測されるため、時間を見ながら進行する
参加人数
8~16名程度
準備

①用意する物品
・ホワイトボード(10個のマスを事前に描いておく)
・ホワイトボードマーカー
・お題のプラカード(A3サイズ)
②補助の職員さんに対して
・当日の朝にゲームの流れと具体的な補助の仕方を伝える
「今日のレクリエーションは連想ゲームをします。お題は「果物」にします。今回は文字ではなく、絵を描きます。参加者から果物の名前が出たら、職員はその果物の絵をホワイトボードに描きます。描いてもらう職員は私がその場でご指名します。合計10個の絵を描いていくので、上手い下手は関係なく、直感で描いてもらって大丈夫です。絵が多少変な形になった方が盛り上がると思うので、自分が思う絵を描いていただけると助かります。よろしくお願いします」
盛り上げるポイント
・職員が描く絵は上手に描く必要はなく、本来の果物の絵と少し異なる形になった方が振り返る時に盛り上がりやすい
・絵を描くときは5~7秒と制限時間を設けることで、参加者は職員が急いで描く姿を見ることで盛り上がりやすい
実施時の注意点
利用者への気配り
・難聴の方を把握しておき、その方を補助するための職員を配置する。補助の際は筆談できるもの(メモ帳とペンなど)を用意し、難聴の方でも答えられる配慮を行う。また、絵を見て楽しんでいるかを観察し、次回のお題の参考にする
・利用者はホワイトボードの文字が確実に見えるところに座ってもらう
職員への気配り
・他の職員にも人前に出てもらい、絵を描いてもらうため、日頃からの信頼関係が必要。
・職員によっては、人前に出ることがストレスに感じる方もいるため、事前に「協力をお願いできるか?」の確認を行う。
かしゅーだったらする工夫
・絵を描く職員を決めるときは、進行役がその場で当てる方法の他に、「くじで決める」という方法もある。「くじで決める」ことで、職員としては役割を公平にできる。また、くじを引いて何度も同じ職員が描くという場面になれば、参加者と職員両方が楽しめる状況を作り出すことができる。より公平さを出す場合は、進行役の職員のくじも加えておくと、さらに盛り上がる可能性がある。
・お題は「果物」から「黄色い果物」など、色を限定することで難易度や盛り上がり方を調整することができる。例えば「黄色い果物」の場合、柑橘類の果物が多く出る場面があり、似たような絵になりやすく、振り返りの時に盛り上がりやすい。
・失語症や構音障害のある参加者がゲーム中に言葉を発することができた時は、その様子を家族などに報告し、家族と一緒に喜びを共有する。
おわりに
いかがでしたか?
今回は【連想ゲーム】果物の絵を10個描いてみよう!のご紹介でした。文字ではなく、絵を描くことで難聴の方でも楽しめるレクリエーションです。
ぜひやってみてくださいね!
それではまた!
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